またまたお久しぶりです。ザッカンです。インスタグラムを見てくださった方はご存じかと思いますが、3Dあかねちゃん、ついに完成しました‼完成はしましたが、その過程をまだまだご紹介できていないので、こちらウェブの駅で色々とお話しできればと思います!
(完成した3Dあかねちゃん)
さて、前回の3Dあかねちゃんを作ろう③では、顔やハチマキの形作りや色付けを勉強しました。
ある程度形が出来てきましたね!
しかしまだこの段階では、形が出来ただけ。
思うように動かすことはできません。
ということで、次は骨を入れる作業にチャレンジしました!
骨を入れる作業とは?
通常、人間が足を使って歩いて移動すると、足の上にある胴体や頭も自動的に付いてきます。
それは、頭・胴体・足がつながっているからですね。当たり前!
でも現在の3Dあかねちゃんは、頭だけ新しく作り直しているので、頭と胴体のつながりが不明な状態です。
そこで、「胴体の上にあるのは頭で、体と繋がっているよ!」と設定する作業を行いました。
灰色の矢印みたいなのが、骨です。コレを動かすと、体が付いてくるように設定します。
ここでも色々と分からず、問題が起こってはネットで解決方法を探る…ということを繰り返し行いました。
その中でも特に苦労したのが、「ウェイト」という概念と、「何故か首を傾けると、頭のサイズが変わる問題」でした。
(長くなるので、ざっくり言いますと…。)
「ウェイト」とは、骨の動きにどれだけ体が追従するかという設定?らしいです。
多分ですが、人間に置き換えると、肘を曲げると肘から手首までは完全に追従して動きますが、肘まわりの皮膚は伸びますよね。そんな、「完全に骨と一緒の動きをする場所」と「骨と少しだけ一緒の動きをする場所」の違いを設定する概念?的な?イメージでした。
これが本当によく分からず…。最終的には何とか骨に頭が付いてくるようになりました!
しかし、次に襲ってきたのが、「何故か首を傾けると、頭のサイズが変わる問題」!
骨に頭が付いてくるようになったのは良かったのですが、なぜか頭を傾けると、頭が小さくなるんです。謎でした笑。
これは結果的にblenderの作業モードが原因だと分かり、何とか解決しました。
(頭のサイズを変えられる作業モードが2つあるのですが、そのうちの1つのモードでサイズを変えてしまうと、骨に追従させた際に変形しちゃうらしい。分かるか!笑)
ようやく3Dあかねちゃんが自由にポーズをとることが出来るようになりました✨
そうして次にチャレンジしたのが、3Dあかねちゃんの表情づくり!
無論、可愛いキャラクターというものは、その時の状況によって色んな感情を顔に出してくれるものです。
あかねちゃんにも可愛くあってほしいので、笑ったり微笑んだり、怒ったりという表情づくりをしてみました!
しかしここで立ちふさがったのは…「何か可愛くない問題」!
解決したと思っていた「顔にしわが出来る」問題がここで急に再び浮上し、強烈な老け感が出るように…!
そして、あかねちゃんの唇が厚いこともあってか、表情によっては可愛さよりも生々しさを感じてしまうようになってしまいました。
どうしようか悩みまして…
その結果、色味や質感を明るく平坦な、アニメ風にしてみることにしました。
すると、これが良い感じに!光でしわが気にならなくなり、唇も生き生きとした表情づくりに一役買ってくれるようになりました👏
(作成中に偶然出来て、個人的に気に入ってる不貞腐れあかねちゃん。)
ということで、モデルが完成に近づき、これでようやく…!
と思いきや、ここで考えてもいなかった「そういえばそうだった」なことが起こります。
すなわち、3Dあかねちゃん、どう生かすか問題。
メタバースなどに興味を持ち、3Dあかねちゃんの制作を始めましたが、そういえば着地点は明確に決めていませんでした。
どうやって使うのか?誰に使ってもらうのか?なんの役に立たせることができるのか?
はて、どうしたものか…。
そう考えている頃は、2024年の夏ごろ。
世間では、とあるサービスに火が付き始めておりました。
それが「VRCHAT」というサービスでした!
好きなキャラクターになって仮想空間で遊んだり、喋ったり、色んな体験ができるサービスでして、2024年夏ごろ、このサービスに遊びに来たとある配信者が、宇宙人のキャラクターになった素人さんと出会い、色んなVR体験をする様子が話題となり、サービス利用者が急増しておりました。
このことからザッカンもVRCHATに本格的に興味を持つようになりまして、こう考えるようになります。
「3DあかねちゃんをVRCHATで使えるようにすれば、誰でもあかねちゃんになれるのでは…!?」
&
「そんな3Dあかねちゃんを牛深の写真に合成すれば、自由に牛深を楽しんでる写真が作れるのでは…!?」
そうして、3Dあかねちゃんを作ろう計画は、最初予定していなかった、
ゲームエンジン「unity」を使う、未知すぎる領域に入っていくことになるのでした…。
3Dあかねちゃんを作ろう!⑤に続く!
…といいな!
2025.4.13 ザッカン
(おまけ)
(あまりに上手くいかないときは、あかねちゃんの衣装を流用して、ハイヤ衣装女の子を躍らせて遊んでました。結構可愛い。)